鮨はネタだけでは決まらない。

シャリ、醤油、距離感。
全部揃って初めて、
記憶に残る。

接待・会食・記念日。
大切な夜を任せられる鮨店を。

この鮨には、理由がある。

修業中に出会った天然の鱧が、大将を変えました。
養殖とは全く違う香り、脂、余韻。
今も変わらず、養殖は一切使いません。
同じ魚でも、季節によってまるで別の味に感じる。
その驚きが、この鮨の醍醐味です。

42年間、鮨と向き合ってきた。

[18歳] 和食・鮨割烹(3年)
[21歳] 奈良 大型高級鮨店(5年)
[26歳] 東京 鮨店(2年)
[28歳] ホテル阪神 鮨店立ち上げ(2年)
[30歳] 独立・都島「鮨吟」
[31歳] 移転・北新地「鮨吟」(18年)
[55歳] 北新地「英(はなぶさ)」(5年)
[60歳] 西天満「鮨吟 心掴」開業
江戸前と、関西の鮨。両方を体感してきた大将だからこそ、
型に寄りすぎない柔らかさがあります。
店が変わるたびに、お客様がついてきてくださいました。

大阪に、赤酢のシャリを広めた鮨職人。

「ネタはお金を出せばどこでも買える。
シャリこそが違いになる」

江戸前の赤酢を関西に持ち込んだ先駆けのひとつが、当店の大将です。
赤酢・林檎酢・黒酢をブレンドし、昆布とともに1ヶ月熟成させた合わせ酢。
それで握るシャリが、鮨吟心掴の土台です。

さっぱりとした後味で、最後の一貫まで胃が重くならない。

醤油も自家製です。
ネタの繊細な香りを消さないように、ただそれだけのために。

決まったコースにしない。その方が、面白いから。

おまかせは、コースではありません。
お酒の飲み方、会話の流れ、今夜の気分。
そこから好みを汲み取り、流れを組み立てます。

7席だから、見えることがある。

食べる速さ、会話、表情、酒の進み方。
その変化を見ながら、次の一品を考える。
近すぎず、遠すぎず。それが、ここだけの距離感です。

初めての方も、どうぞ気負わずに。

初めてご来店された方も、帰り際に
「また来ます」と言って帰られることが
多い夜があります。

あなたがそのひとりになる夜を、
お待ちしています。